次の日。 制服を着てリビングに降りた俺を見た親父達は、よかったって言って涙ぐんだ。 学校に行けば、 「はよ」 俺の姿を見て、蒼佑が駆け寄ってくる。 「………はよ」 なんとなく、昨日のことがあって蒼佑の顔を見れないでいると、 「よし!!今日も1日頑張るぞ!!」 と言って俺の背中を思いっきり叩いた。