そしてね、最後に、最後に、先生急いでたのに。 ふっと真面目な顔になったかと思うと、引率の先生に向かって頭を下げて。 「コイツをよろしくお願いします。育ててやってください。」 って、言ってくれたの。 先生みたいになりたい、って言ったの、ちゃんと覚えててくれたんだね。 私、その言葉と仕草で胸が一杯になってしまって。 後で一人になったとき、涙が止まらなかった。 それに、引率の先生も驚いた様子で、 「はるちゃん、先生にすごーく大事にされてたんだね。」 って言われて、また泣きそうになって。