で、廊下でね。
引率の先生と愛しの先生が、最初事務的なことを話してて、私はその横にいたの。
先生が目の前にいるのが嬉しくて、何も言えなかった。
何も言わなくても、十分だった。
そしたら、愛しの先生が私に視線を移して、
「こいつ、ドジだからなんとかしてやってくださいよ。」
とか言い出して。
え、何?とか思ってたら、引率の先生が突然、
「はるちゃんはいつも、先生のことを素敵だって言ってるんですよ~」
とか言ってしまって。
そしたら愛しの先生は、
「うそ?ったく、そんなこと言って。世渡りが上手いなー、お前は。」
とか、ひどい事を……。
でも、それが先生なんですよ。
素直じゃないけど、心はすごく真っ直ぐで、優しくて、純粋で。

