ほんとに言わないかな?



まぁ殺気くらいじゃ空猫はばれないしいっか。



「恭輔先輩は殺気出せるんですか?」



「まぁ、それなりにね?」



するとふと人の気配がした。



はぁ…来ちゃったか…。



恭輔先輩をみると彼も気づいてるみたい。



足音は5人分。



でもあたしは知らないフリで先輩に話しかける。