少し重い瞼をゆっくりと開けると… 見慣れない天井と、 見慣れた4人の顔があった。 奏『あっ!目が覚めた!』 一瞬何がなんだかわからずに混乱したけれど、冷静に考えた。 あ、私…マラソン中に倒れたんだ…。 時雨『もう、びっくりしたよ…急に女子達の悲鳴が聞こえるし、人が集まってて、その中心で莉桜ちゃん倒れてるし。』 莉桜『あははは、ごめんごめん。』