莉桜『今のキャラって、作ったものが多いでしょ?そうじゃなくて、素がいいと思うんだ、四人の場合。それぞれの個性があって、このグループは安定するんだと思う。』
時雨『素…か。例えば俺は?』
莉桜『時雨の場合は、そのチャラい感じをもっと出して、煽ったりするべき。今はなんかお兄さんキャラみたいな感じだけど、実際はもっとチャラいんだから。女の子にキャーキャー言われるべき。』
時雨『チャラいのか、俺はなんか褒められてる気しない。ってか褒められてないよね?』
莉桜『そして奏は…。』
時雨の言葉なんて気にせず、次に進もうとすると、
時雨『おい!無視か!』
なんて聞こえてきたけど、それもスルー
莉桜『奏はね、今の可愛いキャラもいい、でも、ギャップがあってもいいと思うんだ。』
奏『ギャップ…。』
莉桜『みんなのパフォーマンス、結構前のとか色々映像見たとき、奏、アクロバットとかすごい印象があったの。今はなんかそれが埋もれちゃってて。もっとそういうとこ前に出したほうがいいと思うんだ。』
奏『俺のアクロバット…。ありがとう。』
俺のアクロバット褒めてくれてありがとうってことかな?
実は素直じゃないよね、奏って。

