莉桜『まず、感想から…。今、パフォーマンスを見て、鳥肌がたった。心から、すごいと思った。それと同時に、怖いと思ったの。』
この鳥肌は、これから伸びるアイドルのパフォーマンスを初めて見たときになるもの…
彼らはこれからいくらでも伸びるんだ。
時雨『怖い…?』
莉桜『そう、怖い…。今のみんなのパフォーマンスは、才能があるし、光ってるし、素晴らしいと思う…でも、簡単に、壊れてしまいそうなくらい安定感が無いんだ…。このパフォーマンスが、ここまでで終わるなんて…怖すぎる。』
ここまで話して、四人の顔を見ると、みんなこちらを向いていて、話を聞いてくれていたことが伝わる。
莉桜『あ、ごめん、感想をこんななんか長々と…。』

