彼らが帰ってきた音が玄関の方から聞こえた。 四人がリビングに入ってきた時、おかえりと言ったが、まだただいまとは返してくれなかった。 でも、料理には関心を示したようで、奏がキッチンに顔を出す。 奏『あれ、その制服…。』 莉桜『あ、そういえば言ってなかったね。私みんなと同じ学校の普通科なの。』 時雨『へぇ ~ そうだったの。』 時雨…その反応あんた興味ないね…? そう言いたかったけれど、やめておいた。