シークレットガール

そんな彼らの様子に気付いていながらも、何も言わずに奥にある部屋へと入って行く。


だから、あたしも何も言わずに付いて行った。


「リンちゃん~」


中に入ると、愛華が言う。


部屋の中には、斗真と勝まで居る。


ということは、、、


ここが月光のたまり場ってことか。


族のたまり場なんて、大概どこかの倉庫。


なのに山吹は、彼らにこんな高級マンションを与えている。


組にでも、引っ張るつもりで居るのだろうか?


「リンちゃん~」


愛華にまた、名前を呼ばれる。


「何」

「愛華と友達になろうよ~」


教室の時と、同じこと言われる。


愛華はどうして、そんなにも友達に拘るのだろうか?