シークレットガール

逮捕状を見て、男の顔色が変わる。


「未成年相手に薬なんか、、、」


あたしは、男を睨む。


なのに、男は何がおかしいのか笑い出す。


部屋中が、変な空気に包まれる。


「おい。佐伯」


男は楓の直属の部下で、警部に当たる男。


「お譲さんにバレるとは、、、。警察の間で「シークレットガール」って、呼ばれるのがわかる気がするよ」

「お前、まさか」

「そうですよ。泉谷警視」


男はポケットの中から、薬を出す。


男から、反省の色も見えない。


「お嬢さん、その逮捕状どうやって手に入れたわけ?警察の失態を恐れる警察庁長官が出すとは、考えられないんだけど」


馬鹿にしたように言う。