シークレットガール

「薬は見つかったの?」

「まだだ」


あたしの言葉に、楓が答える。


「そう。で、薬は何処?」


あたしは、男に向って話す。


「だから、リン。まだ、、、」


あたしは楓の言葉も聞かずに、男の前に歩き出す。


「出して」


そして、男に向って手を差し出す。


「ちょっと、お嬢さん。何か誤解してませんか?」


そう、シラを切る。


柚たちに、薬を流してたのはこの男に間違いない。


警察の人間の癖して、薬の売買に手を貸すなんて、、、


本当に信じられない。


「逮捕状」


あたしは持ってきていた、逮捕状を男に見せる。