シークレットガール

柚が落ち着くのを見計らい、あたしはエレベーターのボタンを押した。


エレベーターを下りると、フロアにはたくさんの警察の人間が居る。


「タカヒロ、柚のことお願い。こっちが片付いたから、一緒に警察に行こう」

「、、、あぁ」

「柚、わかるよね?」


あたしの問い掛けに頷く柚の頭を優しく撫で、部屋の中に向った。


部屋の中にも警察がたくさんいて、どうやら薬を捜しているようだ。


楓と椿、陸たちの姿は見当たらない。


奥の部屋だろうか?


そう思い、足を進めるとそこにみんなの姿があった。


そして、山吹の姿も、、、


「リン!!」


椿があたしに気付き、声を掛ける。


「親父にあれだけ言ったのに、、、」


楓も呆れたように言う。