シークレットガール

だから、その人のことを傷つけたくないと思った。


「じゃ、その支えてくる人が見つかったの?」

「うん」

「そっか」


もしかしたら、あたしも柚やタカヒロのように落ちるところまで落ちるところだったのかもしれない。


そんなあたしを、助け出してくれた人が居た。


「きっと、タカヒロにも居たんだよ。でも、傷つくのが怖くて気付かないふりをしてただけ」


あたしも、、、


でも、そんなあたしの中に彼は土足で踏み込んできた。


それくらいの人じゃなきゃ、あたしやタカヒロ、柚は簡単に心を広くことなんて出来ないんだ。


それくらいあたし達の心の闇は、深くなってしまっていたから、、、