「……みたい、じゃなくてそうなんだよ」
そして耳元で、甘い台詞。
大好きな織くんからの、プロポーズ。
こんなに幸せなクリスマス、初めてだよ。
それは、織くんが隣にいるからだよね。
「し、織くーん……」
「紗英子さん、好きだよ」
「うぅ。あた、しも……っ大好きだよ!」
「はは、泣きすぎ」
……泣かせたの、織くんじゃんか。
それから織くんは、何度もあたしにキスをくれた。そのたびに好きが溢れて。
ずっといるよ。
織くんの傍に、ずっとずっと。
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