しばらくしてカレーも作り終わった
「蓮くんは今日バイトですよね?」
「そうそう。もうそろそろ帰ってくるかもね!そうだ、蓮のことびっくりさせようか!ちょっとこっちに隠れてて!」
末永のお母さんは無邪気に笑い、私をすぐ隣の部屋にいるよう移動させた
そして少し時間がたった時、ガチャっと玄関のドアが開く音がした
「ただいまー」
と、いつもの末永の声が聞こえる
何だかドキドキする
「ただいま。今日の夕飯カレー?」
「おかえり!」
「お兄ちゃんおかえりー!何でカレーってわかったの??」
「え?お兄ちゃんは頭がいいから」
「きい違うよ!カレーのいい匂いでわかったんだよー!お兄ちゃんみたいなバカな子でもわかるんだよー?」
「うるせーなー」
何だか末永の私生活を
みんなも私も知らない末永を覗き見してるみたいで
ドキドキが止まらない

