私は焦り、いろいろと言葉を考えた
「あ、あの…このこと本当は内緒で…でもずっと誤解したままだとダメな気がして…あの、余計なこと言ってごめんなさい…」
そう頭を下げた
末永のお母さんは優しく微笑み、私の方に手を載せた
「気にしないで?言ってくれてありがとうね?ちょっとお願いがあるんだけど、鍵渡すからきいと一緒に家に行っててくれるかな?」
「えっ?ちょ!あの…!」
強制的に鍵を握らされ、末永のお母さんは足早に何処かへ行ってしまった
そんな簡単に人に鍵渡しちゃっていいの⁇そう考えながらも私はきいちゃんの手を繋いで末永の家に向かった
家に着くときいちゃんがキッチンの方へ案内してくれた
「ママどっかいっちゃったね?お姉ちゃんママが来るまで一緒にカレー作ろうよー」
そんな言葉に私は冷や汗
「えへへ〜お姉ちゃん料理できなくて…」
そんな言葉にきいちゃんは口を尖らせる
「えーーー!女の子なのにー?じゃあとりあえず野菜洗っておこう?」
何だか私よりもきいちゃんの方がしっかりしてる気がする
私はきいちゃんに言われるがままにじゃがいも人参を洗う
「お姉ちゃんもさーあ?お兄ちゃんのお顔が好きなの?」
きいちゃんは私を見上げて首を傾けた
私はそんな言葉に笑ってしまう
「何で〜?お顔も好きだけどね、それ以上に好きなところはいっぱいあるんだよ⁇
きいちゃんもお兄ちゃんのお顔以外に好きなところいっぱいあるでしょ?」
そう笑いかけると嬉しそうに頷く

