輝「俺は本当にお前のことが好きなんだ!藍!信じてくれ!わ、かれないで…くれ……」

といいながら…


涙を流す彼。



けど、もう遅いのよ……


言い訳も何も聞きたくない。


好きだなんて嘘。


だって、その証拠に3ヶ月間も


浮気をしてきたのでしょう?


ガタッ


再び動きだした観覧車。


二人の間に流れる沈黙。


『私、もう貴方に対しての感情は何もないのよ…もう、冷えてる……』


輝「俺は冷えてない!もう一回やり直してくるないか?!」



その言葉にすこし揺らぐ私。


だが、すぐに答えはでた。


丁度、私と輝が降りる番。


『ごめんね……』


私はそう言い残して


その場から走り去った………


そのあとは、どうやって帰ったか


覚えていない。


幸い明日から土曜日。


しばらく顔を合わせないで済む…


私は真衣に別れたことをMailで告げ、


眠りについた…