輝「……………」


あー、あまりにも冷たすぎて、

反応に困っちゃったのか……


真衣「輝くん。おはよう。
そろそろ、着席しないと遅刻になっちゃうよ?」


私の隣同士の席に座る真衣は笑顔でいった……

いや、本当は目が笑ってないけどね!

輝「あ、あぁ。そうだな。」


と、いい。

私の後ろの席に座る輝。



そして。時はもう放課後。

そろそろ別れ話をしないとな……


ふと、そんなことを考えていたら


輝「なぁ?今日暇か?久しぶりにデートしねぇ?」

なんて、昨日の浮気が何もなかったような

ただ単に、彼女をデートに誘いたい

彼氏のように言ってくる輝…


そうだな。

最後にデートでもして、


別れよう……

『そうね。行きましょう?』