『それと沙由。
あんた、本当馬鹿だね……
あたしね、いつかはあんたがわかってくれると信じてた。いつかは、あんたはちゃんとあたしに全ての思いをぶつけ、謝ってくるのかと信じてた。けど、
期待は裏切られたみたい。信じた私が馬鹿だったよ。』



わたしはそう言い残して



保健室を出て行った────────