けど、俺はとっさに腕を掴んで

俺の胸の中に閉じ込めた。


「っ…おね、がい…だ………

離れないで、く、れ……」


くそ……オトコなのに情けねー…


こんなことで涙を流すなんて………


声もすんげー震える…



藍『な、なんでっ!!!!

なんで貴方が泣くのよ!浮気したのは
貴方の方でしょ?!なのに…

なんで、……なんで…泣くのよ…』


藍はそういい俺の胸の中で涙を流しはじめた…


お、れが泣かしてるんだよな……


藍ごめん…ほんとうにごめん…


だけど、俺にはお前が必要不可欠なんだ


こんな俺だけど…そばにいさせてくれよ…


藍『いいわ。駒犬にしてあげる。

今度はあんたが苦しめばいいわ!』


「いくらでもたえてやる…

絶対に。確実にもう一回好きになって

もらうからな!」


すんげーうれしい。


今度は俺が苦しめばいいとか言われて

喜ぶ奴は多分俺ぐらいなだけだろう…


仕方ないだろ…好きな女の子そばにいられるほど幸せなことはねー…


耐えてみせる。絶対に…


藍……



愛してるから…