藍は既に帰る支度を終えて

教室を出ようとした。

俺は尽かさず藍を呼び止める。

「藍!!!!!!!」


俺はそうよび、藍の腕を掴む。


藍『………なに?』


ここは廊下。帰る生徒や部活に行く生徒

沢山の人で埋め尽くされてる廊下の

ど真ん中に俺と藍はいた。


「なぁ、お願い。もう一度俺の女になってくれ……」


藍『無理よ。』


皆は静かに俺と藍の会話を聞いている。

これは、さすがに目立つな…


「じゃぁ!今日から俺はお前の駒犬になる!!!!!」


せめて、お前と関われるきっかけが

欲しい…………


そうでないと、絶対にお前が


遠くに行ってしまいそうな


気がするんだ……


藍『………は?』


「だから!今日から俺は!

お前の駒犬になる!何でも言う事聞く!」












『………はぃっ?!』