秘密だらけの孤独姫



絶対、わざとだよね?


「ダメ」


流星「意地悪〜‼︎」


頬を膨らませて言われても…


流星だけなら、いいかな?


って思ったけど…


燐斗が睨んでくるから…


「どうせ、意地悪だよ。燐斗、行くよ」


流星に目で謝っときました。


まぁ。流星だから、気づいてないと思うけどね?


ガチャ


「はい。ここが、私の部屋」


燐斗「…」


あれ?無言?


なんか、リアクションはないの?


燐斗「…物…少ない…」


「そう?」


必要な物しか、置いてないしね…


どうせ、この家から出て行くつもりでいたし…


燐斗「…今度…家…来て…」


「え…?」


燐斗の…家に…?


燐斗「うん…」


「ごめん…それは…出来ないの…」


燐斗「なんで…?」


私は…


もう…


あの人達(燐斗の親)には…


会わないつもりだから…