黎人「てか、勝手に俺の正体をバラすなよ」


黎人は、ギロッと神龍をにらんだ。


神龍「ビクッ」


神龍…


めっちゃ、怯えてるし…


本当に強い族なの…?


なんか、不安になってきた…


航平「…花音さん、この人より僕達のところに来ませんか?」


「なんで?」


行く理由がわからない。


航平「それは…」


圭「いいから、来い」


「いや。私は、族に関わるくらいなら…黎人に着いて行きます」


族に関わったら…


あいつらに見つかる率が高くなる…


それだけは…


避けたい。


流星「花音ちゃん‼︎お願い?」


うぅ…(汗)


私…


うるうる目に弱いのに…


可愛い男の子は、わざとなのか…


素なのか知らないけど…


これは…


うん


って言いそうになるじゃん…‼︎


「ごめんなさい…」


黎人「ということだから。花音、行くぞ」


「はい」


私と黎人は、早歩きでその場を離れた。