自意識過剰男?「てか、校長と知り合いなんだ?」


「へ…?は、はい…」


念の為に敬語を使わないと…


たぶん、ためで喋っていたのを聞かれたと思うけど…


昴「何の用だ?」


昴…


自意識過剰男くんの質問は、無視ですか…


まぁ。いいけど。


どうせ、自意識過剰男くんだし?


自意識過剰男?「あ。俺、こいつが何者か知りたくて来たんッスよ」


あー。私の正体をね…


って…


はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ⁉︎⁉︎⁉︎


昴「俺は知らん。てか…お前誰?」


しーん


え…?昴…


自意識過剰男くんのこと…


知らないの…?


自意識過剰男?「あー。俺は、朝日 黎人ッス」


朝日黎人って言うんだ?


「校長先生、私はこれで失礼します」


昴「おぅ‼︎また来いよー‼︎」


「はい」


昴に一礼してから、校長室を出た。


「なぁなぁ〜‼︎」


「…なんですか?」


私は、渋々後ろを見た。


うわっ‼︎


さっきの自意識過剰男くんだ…


なんで、いるの…⁉︎