…… 『まもなく三番ホームに電車が…』 ーーーガタン 電車に乗り込むと向かいのホームに 谷ヶ崎の姿があるのがわかった。 寒そうに手をさすっている。 見つめてる俺に気づいていないようで。 ーー…… 電車が進行してから 見えなくなるまで 俺は谷ヶ崎から 目が離せなかった。