「ヒャッ-----!!」 やっぱり、お母さんは 正しかったのかもしれない…… ブォ…ン……ブォ…ン…… 恐る恐る アクセルを ふかして みるんだけど、 空回りしているのが わかる。 ドクン…ドクン… 街灯ひとつない この田舎道 を いつ 誰が 通るというのか。 途方もない 不安が 夜の闇とともに わたしに襲いかかった。