【完】純粋彼氏は甘い確信犯

「俺ら、今日ちょっと一緒に部屋使わしてもらうね」




耳元で、浅川くんはそうささやいた。




「へ?」




首をかしげると、「ってことで!」と言って浅川くんは理恵ちゃんの腕をひっぱり、




私達の部屋の方へ走っていった。





ええっ!?




ちょっと、私達どうすればいいの!?






「望月く………」




「俺の部屋に、



き、来たら…?」




タオルで顔を隠し、彼はそう言った。




ふ、二人っきりで!?




いや、でもここで自分の部屋に戻ったら完全に空気読めないやつだよね…




じゃあどうすれば………





うん、行かせてもらうしかない。




「よ、よろしくお願いしますっ…」




「は、はい」





そして、彼はスタスタと理恵ちゃんたちがいる隣の部屋へ歩いていった。




まじか……どうしよう!?





恥ずかしいよ…