【完】純粋彼氏は甘い確信犯

知りたいけど……




知りたくない……




「いつか教えてあげますっ」



私は口に、しーっと手をあててそう言った。



ここでこれ以上大きなダメージ受けたくないからね…。





「そのー…北川さんの気になる人はどんな人なんで、すか」




真剣な表情で、気づいてないのか少し顔を近づけてきた。



「え、えっとっ」




動揺しすぎでしょ、私。




恥ずかしいなー…





「かっこよくて、優しくて…



なにより、可愛い………かなぁ」




「可愛い人……ですか?」




気づいてないのかな、この学校で可愛いの私の知ってる限り望月くんだけなのに。




「はい…っ」




「誰だろうなー……」




うーん、と頭を悩ませた望月くん。