委員会決めが終わり、放課となった。





クラスでは、皆メアド交換したり、楽しそうに過ごしてる。



あぁ、こういう時、人見知りって嫌なんだよな……




……友達できるのかな、私。




「北川、胡桃ちゃん?」



へっ!?



気づくと、目の前には2人の女の子が。



「は、はいっ!!!!」




「あたし、山本 愛(やまもと あい)って言うの!友達にならないっ?」




「うちは、平野 理恵(ひらの りえ)だよ!仲良くしよ!」




………へっ?




「えと、私っ……」




うまく話せない、嬉しいのに。




まさか、話しかけてくれる子がいるなんて、夢にも思ってなかったから。



「私と、友達になってくれるのっ…?」




「「もちろん」」





2人は、声を合わせてそう言った。




名前は、知ってた。だって、この二人、可愛いって有名だもん。



そんな二人と仲良くできるなんて…




嬉しさのあまり、涙出そう。




……っとゆうのを堪え、




「ありがとうっっ……!」




私は、精一杯の笑顔で言った。




「あたしのことは、愛ってよんで!」



「うちのことも、りえでいいよ!」