【完】純粋彼氏は甘い確信犯

それと同時に、やっと浅川くんの自己紹介が終わったらしい。





積極的な浅川くんは、自分から班長になることを言ってくれた。




こういう人がいると助かるなー…




よーし、楽しむぞ!





そんなことを考えて、私の心はワクワクでいっぱいだった。





………




今日は、久しぶりの放課後の委員会がある。





ガラッ……とドアを開けるとやっぱり望月くんはもういた。




いつ来てるのかな?早いなぁ。




そして、私はいつものように携帯小説を取りだし、読もうとしていた。





「…………き、北川さん!!!!!!」





「は、はいっ!!!!!!」





裏返ってしまった声。




いつもいつも、いきなりなんだよ望月くんは~…





「あの……」




もじもじする望月くん。




じれったいわっ!と思いつつも、望月くんだから許せる。


なんか可愛いもん。




「その……




やっぱり、好きな人とか、




い、いるんですか?」





…………っ…はへ?