【完】純粋彼氏は甘い確信犯

ごめんね、さっきの男の子ー・・・






教室へ戻ると、理恵ちゃんがすぐ走ってきて、「返事は?」と言ってきた。




ぶんぶん、と横に首を振ると、つまらなそうな顔をした。




「結構イケメンだったのに~…もったいないねぇ」




顔で決めるなんて、だめだよ…




「あ、そういえば愛ちゃんは?」




話の話題を変えるように、私は気になっていた愛ちゃんのことを聞いてみた。




「あ、しばらく休むらしいよ。ちょっと体調も悪いらしくて。吐き気とか」





え、そんなに悪いのか…




大丈夫かな、愛ちゃん。




「大変そうだけど、赤ちゃんって、羨ましいよね~」





いいなぁ、と言う理恵ちゃんは、きっと恋する乙女だ。