【完】純粋彼氏は甘い確信犯

その後理恵ちゃんに色々聞いたけど、





そのうち分かるさっ♪、と言って教えてくれることはなかった。





んもー……なんだったんだろう?





「北川さーん」




誰?振り替えると、知らない女の子。




「なんか、呼び出しだって!告白じゃないかな?」




その女の子は、ニコッと笑って廊下の方を指さした。






こ、告白っ?





………ないない。




でも……





自意識過剰ではないんだよ?でもね、




最近、呼び出し多い気がするんだ。





しかも、内容がいつも『告白』っていうね。





そして、今回も………





「好きです!!つ、つ、付き合って!」





やっぱり………頭では分かっていても、あたふたしちゃうんです。





「ご、ご、ご、ごめんなさいっ………。私、そういうの分からなくてっ…」





深々と頭を下げ、目をぎゅーっとつぶって断った。





きっと、勇気出してくれたのに……





「そっか……でも、俺のこと覚えて!渡辺って言うから!!」




じゃ、と言って風のように去っていく男の子。




わわっ、爽やかー…




きっとモテるんだろうな……




なんか、悪いことしちゃったかな。