「そ、その……さっきの……




恋愛小説読んでただけですから!!!!!」





でわっ!!、と言い、私は急いで図書室を出た。





な、なにっ………




心臓がなりやまない。





こんなドキドキ、初めて……





どうしちゃったの、私の心臓。





後ろから、「…ちょっ!?」と声がしたけど、ガン無視して私は走り続けた。





私ばっかり、ドキドキさせられて…





……ばっかみたいっ!





こんなこと、絶対ないと思ってたのに…





私、とんでもない確信犯に、





出会っちゃったみたいです。