【完】純粋彼氏は甘い確信犯

嫌じゃないって、どういうこと?






望月くん、ちゃんと言ってくれないと、





私、分かんないよ……





「む、む、胸が当たって………」






……はっ!!





そういえば、さっきずっと胸が当たってる状態だったような。





そ、そういうことだったんだ。





私のはやとちり……





さっ、と胸を覆うように手で隠し、







「ごめんなさいっ」





と、深々と頭を下げた。