【完】純粋彼氏は甘い確信犯

「あの……そのっ…」







驚きと恥ずかしさのあまり、動けずにいた私。





ど、どうしようっ・・・・・





「は、離れてください…………」





えっ…………?





そ、そんな………





私のこと、そんなに嫌がらなくても…







「す、すみませ…………」





目がうるうるになるのを堪え、そう言って離れた。





「あ、あの……嫌とかじゃなくて……」






「………えっ?」