そうだよね!

わたしももう高校生なんだし、いつまでも瞬君に頼っちゃダメだ!


これからは瞬君を頼らずに頑張らなきゃっ!



わたしはそう決意して、教室に向かった。


3組の瞬君はわたしより早く教室に着いて、

『…じゃあな』

と言って、教室に入っていった。


1人になるとやっぱり寂しいな…

…で、でも!

1人で頑張るって決めたんだもんっ!



わたしは決意を新たに教室の前に立った。