記憶の欠片





「瀬那、クラス確認行ってこい!」

「アイアイサー!いってしまーす!」


昇降口に貼ってあるクラス表の前には、…まぁ
わかっていたがすごい人だかりが。

それを目の前にしてなんだか、さっきまでのテンションがた落ちしてしまった私は瀬那に確認させた。


……だって、あの中に行くのにどれだけの体力を消費しなくちゃいけないのか。
多分、私の大半のHPが消え失せる。

そんなのはごめんだ。初日の朝にHPをたくさん使っては、憧れの高校ライフをエンジョイできないじゃないか。


あ、戻ってきた。

人ごみをかき分けるようにして私の所に戻ってきた瀬那。

…なんだか、とても嬉しそう。


「麗ぁ~、やったよーうちら一緒のクラス!」


「まぢ!?やったねぇー。」