記憶の欠片




「瀬那ならば早速行こうではないか。
 夢のキラキラ高校ライフのスタート地点へ! 」

うん。自分もなんでこんなにテンションが高いのか全然わからない。

さっきまでのロウなテンションだったのにな。


「おぅ!行こうではないか、麗よ!
 夢の楽園へ!!」

「「おぉ~!!」」

瀬那と共に腕を空に向け高らかと掲げ、満面の笑みで言った。


テンション高くするのも、たまにはいいものだと今頃気づいてしまった。

くそぅ、こんなことなら昨日早く寝ればよかったよ。もう、体力が、持たないではないか!!



テンションが高いまま、瀬那と勢いよく教室に入って席順を早速確認。


おぉー。これまた、運を大量に使ったな。
なんか、今年の運使い果たした感じ。


窓際の一番後ろ。
そこが今日から私の定位置になる。

そして、前の席には瀬那。


めちゃくちゃいい席順。
最高。高校入学初日。
これまでにないくらいのこうスタートとなりました。