「……!!カンナ!?」
顔が青ざめたカンナにキヨが駆け寄ると、イノリが小さく舌打ちをする音が聞こえた。
「大変なの!カゼっ…カゼが!!」
「カゼが何!?どうしたの!?」
息を切らしたカンナの背中をさするキヨ。
ただ事ではない雰囲気にイノリもカンナを見る。
「…今さっき出掛けようとしたカゼのお兄さんが……交通事故にあって…病院に搬送されたの!カゼに知らせたら…カゼどこかに行っちゃって」
カンナの言葉を聞いたキヨが家から出て行こうとすると、イノリに腕を掴まれた。
「行くな!キヨは俺といろ」
「今そんな事言ってる場合じゃないでしょ!?」
「カゼと俺どっちが大切なんだよ!カゼの事なら大丈夫だ。兄貴が死んだワケじゃねぇんだから」
「……イノリおかしいよ。カゼは私達の親友でしょ?ほっとけるわけないじゃない」
キヨはイノリの腕を振り払うと、走り去った。
「バカ野郎。折角この俺が……。もう2度と優しくなんかしねぇからな」
イノリはキヨが消えた方を見た後、視線を電柱に移し強く殴りつけた。
顔が青ざめたカンナにキヨが駆け寄ると、イノリが小さく舌打ちをする音が聞こえた。
「大変なの!カゼっ…カゼが!!」
「カゼが何!?どうしたの!?」
息を切らしたカンナの背中をさするキヨ。
ただ事ではない雰囲気にイノリもカンナを見る。
「…今さっき出掛けようとしたカゼのお兄さんが……交通事故にあって…病院に搬送されたの!カゼに知らせたら…カゼどこかに行っちゃって」
カンナの言葉を聞いたキヨが家から出て行こうとすると、イノリに腕を掴まれた。
「行くな!キヨは俺といろ」
「今そんな事言ってる場合じゃないでしょ!?」
「カゼと俺どっちが大切なんだよ!カゼの事なら大丈夫だ。兄貴が死んだワケじゃねぇんだから」
「……イノリおかしいよ。カゼは私達の親友でしょ?ほっとけるわけないじゃない」
キヨはイノリの腕を振り払うと、走り去った。
「バカ野郎。折角この俺が……。もう2度と優しくなんかしねぇからな」
イノリはキヨが消えた方を見た後、視線を電柱に移し強く殴りつけた。

