キヨが落ち着くまでその体勢のままでいたイノリは、キヨの部屋に転がっているぬいぐるみを手に取った。
「懐かしいな、これ。まだあったのか。随分汚れちまったけど」
「イノリが初めて誕生日プレゼントでくれたぬいぐるみだよ。覚えてる?」
「あぁ。キヨが1人じゃ寝れないって言ってたから俺が作ったやつだろ。幼稚園児にしては上手く出来たよな」
「大半は祭ちゃんが作ったんでしょうが」
「それを言ったらダメだろ!」
イノリは懐かしそうにぬいぐるみをフニフニといじっていた。
「そんな事よりどうした?何があった?」
イノリは床にぬいぐるみを置くとキヨを見る。
キヨがイノリから目を逸らすと、イノリはキヨの顔を両手で掴み無理矢理向かい合わせた。
「お前は俺には隠し事をするな。したらダメだ」
「…隠したいワケじゃない。ただ…言いづらいの」
「何が?俺にもか?」
キヨは躊躇しながらも真剣な目で見入るイノリに話し始めた。
「昔、今日花火した土手でみんなで星にお願い事したでしょ?その時カゼね…お兄さんが死ぬ事を祈ったんだって」
「だから?」
「だからって!何も思わないの?」
イノリは頷いた。
「懐かしいな、これ。まだあったのか。随分汚れちまったけど」
「イノリが初めて誕生日プレゼントでくれたぬいぐるみだよ。覚えてる?」
「あぁ。キヨが1人じゃ寝れないって言ってたから俺が作ったやつだろ。幼稚園児にしては上手く出来たよな」
「大半は祭ちゃんが作ったんでしょうが」
「それを言ったらダメだろ!」
イノリは懐かしそうにぬいぐるみをフニフニといじっていた。
「そんな事よりどうした?何があった?」
イノリは床にぬいぐるみを置くとキヨを見る。
キヨがイノリから目を逸らすと、イノリはキヨの顔を両手で掴み無理矢理向かい合わせた。
「お前は俺には隠し事をするな。したらダメだ」
「…隠したいワケじゃない。ただ…言いづらいの」
「何が?俺にもか?」
キヨは躊躇しながらも真剣な目で見入るイノリに話し始めた。
「昔、今日花火した土手でみんなで星にお願い事したでしょ?その時カゼね…お兄さんが死ぬ事を祈ったんだって」
「だから?」
「だからって!何も思わないの?」
イノリは頷いた。

