「早く結婚しちゃえばいいのに、祈と美月ちゃん。私は美月ちゃんならお嫁さんに来てくれるの大歓迎よ」
「何で俺がこんな奴と結婚しなきゃならねぇんだよ!!」
「あんた1人息子なんだから、ちゃんとした子がお嫁さんじゃなくちゃ嫌よ。だから美月ちゃんがいいの♪」
イノリの母はキヨの手を握りながらニコニコと微笑む。
「それより俺はキヨに話あんだよ。お袋は邪魔だ!」
「はいはい、邪魔者は退散しますよ。美月ちゃん、また後でね」
「うん、祭ちゃん。また後で話そうね」
イノリの母親と別れ、2人はイノリの部屋へと向かった。
東京に部屋の荷物を運んでしまった為、イノリの部屋は殺風景。
「祭ちゃんはいつまで経っても変わらないね」
「若作りも甚だしいぜ、全く」
「私も祭ちゃんがお姑さんだったら嬉しいな。楽しそう」
「言っとくけど俺は絶対お前とは結婚しねぇからな!」
イノリの言葉に胸の痛みを感じたキヨは目を潤ませる。
イノリが自分をそういった対象で見ていない事など、小さい頃からわかっていた。
だけど改めて言われると傷付く。
沈んだ表情をするキヨに気付いたイノリは頭を掻きながら呟いた。
「…まぁあれだ。お前が行き遅れて、俺を拝み倒すのなら貰ってやらなくもねぇけど」
「そんな同情してもらわなくても結構です!私はイノリなんかよりずーっとカッコ良くて、ずーっと優しくてずーっとお金持ちの人と結婚するんだから!!」
キヨはプイっとそっぽを向いた。
「俺以上の男なんて存在するわけねぇだろ、バカが」
本当にその通りだよ。
私には昔からイノリ以上の人なんていないもの…
キヨはそう思いながら、切なそうにイノリを見つめた。
「何で俺がこんな奴と結婚しなきゃならねぇんだよ!!」
「あんた1人息子なんだから、ちゃんとした子がお嫁さんじゃなくちゃ嫌よ。だから美月ちゃんがいいの♪」
イノリの母はキヨの手を握りながらニコニコと微笑む。
「それより俺はキヨに話あんだよ。お袋は邪魔だ!」
「はいはい、邪魔者は退散しますよ。美月ちゃん、また後でね」
「うん、祭ちゃん。また後で話そうね」
イノリの母親と別れ、2人はイノリの部屋へと向かった。
東京に部屋の荷物を運んでしまった為、イノリの部屋は殺風景。
「祭ちゃんはいつまで経っても変わらないね」
「若作りも甚だしいぜ、全く」
「私も祭ちゃんがお姑さんだったら嬉しいな。楽しそう」
「言っとくけど俺は絶対お前とは結婚しねぇからな!」
イノリの言葉に胸の痛みを感じたキヨは目を潤ませる。
イノリが自分をそういった対象で見ていない事など、小さい頃からわかっていた。
だけど改めて言われると傷付く。
沈んだ表情をするキヨに気付いたイノリは頭を掻きながら呟いた。
「…まぁあれだ。お前が行き遅れて、俺を拝み倒すのなら貰ってやらなくもねぇけど」
「そんな同情してもらわなくても結構です!私はイノリなんかよりずーっとカッコ良くて、ずーっと優しくてずーっとお金持ちの人と結婚するんだから!!」
キヨはプイっとそっぽを向いた。
「俺以上の男なんて存在するわけねぇだろ、バカが」
本当にその通りだよ。
私には昔からイノリ以上の人なんていないもの…
キヨはそう思いながら、切なそうにイノリを見つめた。

