それはカンナが中3の頃。
頭の良い華月によく勉強を教えてもらっていた。
「かんなちゃんは風くんとどうなの?」
「へ?どうしたの、いきなり」
華月のいきなりの問い掛けにカンナは赤くなった。
「カゼは私の事をそんな目で見てないよ。私はカゼが大好きだけど」
「かんなちゃんは美人だから大丈夫よ。風くんもカッコいいから2人が付き合ったら美男美女のお似合いカップルになるわね」
「華月さんの方が美人だよ。それに私とカゼよりキヨとイノリの方がお似合いよ。相思相愛だと思うし」
カンナの言葉を聞いた華月は、申し訳なさそうな表情を浮かべた。
「今日で勉強教えて貰うのも最後か。華月さん結婚するんだものね。赤ちゃんもいるし、幸せでしょ?」
カンナの問いに華月は首を横に振った。
「…私のお腹のいる子は祈の子よ。生まれてみないとわからないけど」
「え?イノリ!?」
「そう。私と祈は体だけの関係を持っていたの。…全ては私の無理強いなんだけどね」
「イノリが…華月さんと?…」
「この事は美月には言わないで。美月が知ってしまったら、あの子生きていけないと思うから」
カンナは思った。
イノリがキヨを大切にするのに恋愛対象に見ないのは
キヨの面影に華月を見てしまうからなのかと…。
華月が好きなワケじゃない。
でも過去の過ちを思い出したくはない。
だからイノリはキヨに心の距離を作るのだろう。
頭の良い華月によく勉強を教えてもらっていた。
「かんなちゃんは風くんとどうなの?」
「へ?どうしたの、いきなり」
華月のいきなりの問い掛けにカンナは赤くなった。
「カゼは私の事をそんな目で見てないよ。私はカゼが大好きだけど」
「かんなちゃんは美人だから大丈夫よ。風くんもカッコいいから2人が付き合ったら美男美女のお似合いカップルになるわね」
「華月さんの方が美人だよ。それに私とカゼよりキヨとイノリの方がお似合いよ。相思相愛だと思うし」
カンナの言葉を聞いた華月は、申し訳なさそうな表情を浮かべた。
「今日で勉強教えて貰うのも最後か。華月さん結婚するんだものね。赤ちゃんもいるし、幸せでしょ?」
カンナの問いに華月は首を横に振った。
「…私のお腹のいる子は祈の子よ。生まれてみないとわからないけど」
「え?イノリ!?」
「そう。私と祈は体だけの関係を持っていたの。…全ては私の無理強いなんだけどね」
「イノリが…華月さんと?…」
「この事は美月には言わないで。美月が知ってしまったら、あの子生きていけないと思うから」
カンナは思った。
イノリがキヨを大切にするのに恋愛対象に見ないのは
キヨの面影に華月を見てしまうからなのかと…。
華月が好きなワケじゃない。
でも過去の過ちを思い出したくはない。
だからイノリはキヨに心の距離を作るのだろう。

