祈りのいらない世界で〜幼なじみの5人〜【実話】

朝食の広場についた3人。

イノリとキヨは席に座り、カゼはご飯を取りに向かった。




「あ!昨日腹筋するの忘れたから部屋に戻ったらしないと」

「は?お前そんな事してんの?」

「そうだよ。毎晩寝る前に30回腹筋してるの。女の子は大変なんだから」

「毎晩やってる割にはお前、腹出てるよな。意味ねぇんじゃねぇの?」



イノリがキヨの脇腹の余分な肉を摘むと、キヨはイノリを蹴り飛ばした。




「………セクシャルハラスメント」

「は!?何だよ、カゼ」

「………セクハラだよ、イノリ」



カゼはパンやサラダ、フルーツが山のように盛られた皿をテーブルに置くと、キヨの横に座る。




「………はい。2人のも持ってきた」



カゼは2人に皿を渡すと、いただきますと呟き食べ始める。

イノリとキヨも手を合わせると、朝食を食べ始めた。




「あっ、そうだ。イノリって○△□が凄いんだってね」

「――!!!!ぶっ…!」



キヨにいきなり話を振られたイノリは噴き出した。




「お前は昨日から何なんだよ!○△□がどーとか、初めてだからとか欲求なのか!?」

「………イノリ、食事処で大声で○△□って言うのはよくない」

「お前もサラッと言うな!!」



3人は散々騒いだ後、部屋へと戻っていった。



部屋では、朝よりは顔色が冴えているカンナとケンが帰りの支度をしていた。