祈りのいらない世界で〜幼なじみの5人〜【実話】

翌朝。

早くに目が覚めたキヨが起き上がると、カゼが窓際の椅子に座って海を眺めていた。




「おはよう。カゼ、起きるの早いね」

「………はよ。腹減って目が覚めた」

「ふふっ。カゼらしいね」



キヨはカゼに歩み寄ると、カゼの膝の上に座った。




「みんなよく寝てるね。お酒が入ってるからかな?」


「………キヨが1番飲んでたよ」


「私、そんなに飲んでた!?…記憶がないからわかんないや」


「………俺ら以外の男の前では飲んだらダメだ。酔ったキヨは下ネタ好きになるからね」


「は!?下ネタ!?」




キヨが裏返った声を上げるとカゼは頷く。




「………俺の○△□の大きさ聞いてきたんだよ」

「え゙っ!やだっ…私○△□なんて言わないもん!!女の子なんだから○△□なんて…」

「………言ったよ。イノリのより小さいって答えたらイノリが赤くなって怒った」

「イノリの○△□ってそんなに凄いの?」



朝っぱらから下品な会話をしているキヨとカゼ。


その会話を聞いたカンナが機嫌の悪そうな顔をしながら起きた。




「おはよ、カンナ」

「おはよう。朝から変な話しないでよ…うっ…」

「………カンナ、二日酔い?」




カンナは頷くと、頭を抱えながら洗面所へと向かった。