イノリがやっと眠れそうになった頃、キヨが目を覚ました。
「…ノリっ!!イノリ!!」
「んぁ〜?…何だよ朝か?」
「違うよ。まだ2時だもん。…あのね、トイレ行きたいんだけどついてきてくれる?」
「はぁ!?便所くらい1人で行けよ!俺は眠いんだ」
「やだ!恐いの!!」
キヨはもぞもぞしながら首を横に振る。
「イノリ!漏れちゃうよっ!!」
「あーもう!!仕方ねぇな」
イノリは渋々起き上がると、キヨの手を引いてトイレへと急いだ。
部屋ではカゼとカンナ、そしてケンが寄り添いながら眠っている。
「ふぅ、すっきりしたらお腹空いた」
「お前酒飲んですぐ酔っ払ったから、ろくに飯食ってねぇもんな」
「そうなの?ビールが苦かったと思った所から記憶がない」
イノリはその言葉を聞いて少しホッとした。
「俺がいない所では酒飲むなよ」
「ん?なんで?」
「なんでもだ!!」
すっかり目が覚めてしまった2人は、寝静まった部屋の窓に立ち、外を眺めていた。
「夜の海って静かなんだね」
「あぁ。月明かりが射してて綺麗だな」
闇に支配された黒い海に射す儚い光。
山ばかり見て育った2人には、その光景が神秘的だと思った。
「…ノリっ!!イノリ!!」
「んぁ〜?…何だよ朝か?」
「違うよ。まだ2時だもん。…あのね、トイレ行きたいんだけどついてきてくれる?」
「はぁ!?便所くらい1人で行けよ!俺は眠いんだ」
「やだ!恐いの!!」
キヨはもぞもぞしながら首を横に振る。
「イノリ!漏れちゃうよっ!!」
「あーもう!!仕方ねぇな」
イノリは渋々起き上がると、キヨの手を引いてトイレへと急いだ。
部屋ではカゼとカンナ、そしてケンが寄り添いながら眠っている。
「ふぅ、すっきりしたらお腹空いた」
「お前酒飲んですぐ酔っ払ったから、ろくに飯食ってねぇもんな」
「そうなの?ビールが苦かったと思った所から記憶がない」
イノリはその言葉を聞いて少しホッとした。
「俺がいない所では酒飲むなよ」
「ん?なんで?」
「なんでもだ!!」
すっかり目が覚めてしまった2人は、寝静まった部屋の窓に立ち、外を眺めていた。
「夜の海って静かなんだね」
「あぁ。月明かりが射してて綺麗だな」
闇に支配された黒い海に射す儚い光。
山ばかり見て育った2人には、その光景が神秘的だと思った。

