祈りのいらない世界で〜幼なじみの5人〜【実話】

イノリ、ケン、カンナは何の抵抗もなくビールを飲み干した。



「………苦い」

「うぇぇっ…!無理!!飲み物じゃないよコレ!!」



キヨとカゼは顔をしかめると、水を勢いよく飲んだ。



そんな2人の仕草が面白くて、ケンは無理矢理キヨとカゼにビールを飲ませ続けた。




「………ビールは嫌い。カクテルがいいな」

「カクテルもあるよ。頼む?」



ケンは酒のメニューをカゼに見せる。


その横で先程までビールを嫌がっていたキヨが、ご飯も食べずにひたすらビールを飲み続けていた。




「キヨ、お前飲み過ぎだぞ?さっきまであんなに嫌がってたのに。もう飲んだらダメだ」



イノリがキヨからグラスを取ると、キヨはニヘラっと笑いイノリの腕に腕を絡めた。



「…お前酔ったな!?」

「ふふふふふふふふふふふふ…」

「完全に酔っちゃったわね。目がすわってるもの。料理も手付かずだし」



ニコニコしながら笑っているキヨは席から立つと、黙々とご飯を食べているカゼの元へ向かった。




「………?どうした?」

「カゼは○△□小さい?」



食事処での下ネタ発言にイノリとカンナ、ケンは口に含んでいた物を噴き出す。




「………どうだろ?イノリよりは小さかったよ」

「真面目に答えるな!場所を弁えろ!!」



イノリは口を拭いながら怒鳴る。




「私ね、まだ経験ないから初めては優しくて上手い人とがいいな。カゼなら上手そう」


「まぁね、カゼは俺らん中で1番経験豊富だからね♪……って何言ってるの、キヨ!!」


「………じゃあ今夜試してみる?」




カゼがそう呟くと、イノリとカンナがカゼを叩いた。