祈りのいらない世界で〜幼なじみの5人〜【実話】

志望校も決まり、センター試験に向けて勉学に励んでいた5人。


そんな毎日を過ごしながらクリスマスを迎えた。




毎年、5人の家をローテーションでパーティー会場にしている5人は、今年の会場のイノリの家でツリーの飾り付けをしていた。




「ちょっと誰よ!ツリーに短冊飾ったの!」

「………七夕の余りがあったからね」

「もう!カゼらしいっちゃらしいけど、ツリーに短冊なんて飾るかしら普通」

「カゼは普通じゃねぇからな。我慢しろ、カンナ」



呆れているカンナにイノリが呟くと、今度はキヨが七夕の飾りを付け始めた。




「おい、今カンナが怒ってたの聞いてなかったのか?なんで七夕の飾りを付けてんだよ!」

「だって折角だし」

「だってじゃない!付けるな!!今日はクリスマスだろ」




イノリに怒られたキヨは渋々七夕の飾りを取り始めた。


すると今度は、ケンが鏡餅やハロウィンのランタンなどを持ってきた。