カゼがキヨのほどけかけているマフラーを結び直していると、2人がいる土手にカンナとケンがやってきた。
「カンナとケン!どうしたの?」
「ケンから聞いたわよ。あんた達、東京の大学受験するって本当!?」
カゼとキヨは頷く。
「でも東京の大学ってレベル高くない?大丈夫なの?…しかも上京までするなんて」
「………東京の大学もピンからキリまであるよ」
「カンナ。私ね、ワガママだってわかってるけど…みんなとバラバラになるなんて嫌だよ。でも、みんなが歩むべき道は違う。でも私は将来の夢なんてまだ決まってない。だから甘えだってわかってるけど、カゼについていく事にしたの」
「………キヨの夢は昔から誰かさんのお嫁さんだもんね」
カゼの言葉に赤くなるキヨをカンナが抱きしめた。
我が子を抱く母のように強く優しく、そして温かく。
「カンナ?」
「私もキヨと離れたくないよ。…だから私もキヨ達と同じ大学受けるわ」
「えっ!?でもカンナは頭いいし、通訳になるって夢があるのに…」
「あんた達の中では頭いいかもしれないけど、一般的に見ると普通よ?それに夢は私の頑張りでどうにでもなるわ」
全国共通模試でいつも上位に入っているカンナ。
カンナなら六大学にだって余裕で入れるはず。
でもカンナは高学歴よりもキヨ達との繋がりを選んだのだった。
「私がいないとあんた達やっていけないでしょ?キヨから目を離すなんて恐くて出来ないわよ」
「――っ!!カンナぁぁっ!!」
キヨは泣きながらカンナに抱きついた。
「カンナとケン!どうしたの?」
「ケンから聞いたわよ。あんた達、東京の大学受験するって本当!?」
カゼとキヨは頷く。
「でも東京の大学ってレベル高くない?大丈夫なの?…しかも上京までするなんて」
「………東京の大学もピンからキリまであるよ」
「カンナ。私ね、ワガママだってわかってるけど…みんなとバラバラになるなんて嫌だよ。でも、みんなが歩むべき道は違う。でも私は将来の夢なんてまだ決まってない。だから甘えだってわかってるけど、カゼについていく事にしたの」
「………キヨの夢は昔から誰かさんのお嫁さんだもんね」
カゼの言葉に赤くなるキヨをカンナが抱きしめた。
我が子を抱く母のように強く優しく、そして温かく。
「カンナ?」
「私もキヨと離れたくないよ。…だから私もキヨ達と同じ大学受けるわ」
「えっ!?でもカンナは頭いいし、通訳になるって夢があるのに…」
「あんた達の中では頭いいかもしれないけど、一般的に見ると普通よ?それに夢は私の頑張りでどうにでもなるわ」
全国共通模試でいつも上位に入っているカンナ。
カンナなら六大学にだって余裕で入れるはず。
でもカンナは高学歴よりもキヨ達との繋がりを選んだのだった。
「私がいないとあんた達やっていけないでしょ?キヨから目を離すなんて恐くて出来ないわよ」
「――っ!!カンナぁぁっ!!」
キヨは泣きながらカンナに抱きついた。

