ライブの為、再びステージに戻って行ったケンを見送ったキヨ達はステージ裏でライブを眺めていた。
「イノリ、ちょっと飲み物買いに行かない?」
「珍しいな。カンナがカゼじゃなくて俺を誘うなんて」
「たまにはね。それにカゼなら…ほら」
イノリがカゼを見ると、カゼはキヨと共に壁にもたれて眠っていた。
「あ〜ぁ。ケンがライブやってんのに寝やがって。ガキだな」
「文化祭の後にあれだけ踊ったんだもの。疲れちゃったのよ」
イノリはカンナと共に、食堂の前にある自販機に向かった。
「…ねぇイノリ。ずっと聞きたかったんだけど、あんたはキヨの事を恋愛対象で見てるわよね?」
「は?何だよ、唐突だな」
「そうね。でも気になって。もしそうなら付き合えばいいのに」
「残念ながら違うよ。キヨは女の中で1番大切だけど、恋愛感情なんかじゃない。…彼女なんて響きより大切だから、付き合いたいなんて思わねぇんだよ」
「言ってる意味がよくわからないわよ」
「いいよ、わからなくて」
イノリは苦笑いを浮かべると、カンナから少し離れて歩く。
カンナは不満そうな顔のまま、イノリの後をついて行った。
彼らの関係は、友達以上恋人未満という1番もどかしい地点に位置付けられていた。
「イノリ、ちょっと飲み物買いに行かない?」
「珍しいな。カンナがカゼじゃなくて俺を誘うなんて」
「たまにはね。それにカゼなら…ほら」
イノリがカゼを見ると、カゼはキヨと共に壁にもたれて眠っていた。
「あ〜ぁ。ケンがライブやってんのに寝やがって。ガキだな」
「文化祭の後にあれだけ踊ったんだもの。疲れちゃったのよ」
イノリはカンナと共に、食堂の前にある自販機に向かった。
「…ねぇイノリ。ずっと聞きたかったんだけど、あんたはキヨの事を恋愛対象で見てるわよね?」
「は?何だよ、唐突だな」
「そうね。でも気になって。もしそうなら付き合えばいいのに」
「残念ながら違うよ。キヨは女の中で1番大切だけど、恋愛感情なんかじゃない。…彼女なんて響きより大切だから、付き合いたいなんて思わねぇんだよ」
「言ってる意味がよくわからないわよ」
「いいよ、わからなくて」
イノリは苦笑いを浮かべると、カンナから少し離れて歩く。
カンナは不満そうな顔のまま、イノリの後をついて行った。
彼らの関係は、友達以上恋人未満という1番もどかしい地点に位置付けられていた。

