祈りのいらない世界で〜幼なじみの5人〜【実話】

文化祭を満喫したイノリとキヨは自分達の教室へと戻った。


するとカンナが2人に駆け寄ってきた。




「カンナ、ただいま」


「おかえり。あのさ2人共、私達5人で隣のクラスのフィーリングカップルに出ない?頼まれちゃったのよね」


「フィーリングカップルって何?」


「お見合いみたいな感じかな?質問に答えて、最後に気に入った人を指名するの。男女同じ人を指名出来たらカップル成立って事で賞品貰えるみたいよ」



カンナの言葉にへぇ〜っと呟くキヨと、面倒くさそうな表情をするイノリ。




「カゼとケンも参加するの?」

「うん、ケンはノリノリでカゼは賞品が食べ物かもしれないわよって言ったらすぐに頷いたわよ」

「…カンナ、カゼを手懐けるのが上手いね」



キヨ達はフィーリングカップルに参加する事にし、隣のクラスへと向かった。


隣のクラスはピンクに飾り付けられ沢山の人で賑わっている。




「…ラブホみてぇ。本当アホくせぇ事してんな。俺らのクラスの出し物もどうかと思うがな」

「何ブツブツ言ってるのよ。イノリ、男子の解答席はあっちよ」

「はいはい、面倒くせぇな」



イノリは頭を掻きながらカゼとケンが座っている席へと向かった。


キヨとカンナは男子と向かい合わせの席へと座る。